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亜鉛サプリはデメリットも多い?不足も過剰摂取もNGな亜鉛についてのまとめ

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人の体に欠かせない栄養素である亜鉛

その亜鉛は髪の毛などに効果があると言われており評価が高い一方、デメリットも多く存在すると言われています。

不足しても過剰摂取でもいけない亜鉛

今回の記事では、その亜鉛のデメリットに焦点を当て紹介していきます!

そもそも亜鉛はどういう成分?

それぞれの成分がどいった働きをしているかは、なかなか知らないですよね。

そこでまず亜鉛の働きと摂取目安量という概要を確認しておきましょう。

亜鉛の働き

亜鉛は一般的に体の中に2g存在していると言われています。

筋肉や骨中だけでなく、皮膚や肝臓など多くの臓器に存在しており、非常に重要な成分です。

摂取した際の効果については、「亜鉛サプリは牡蠣由来がおすすめ!亜鉛サプリの選び方や効果、おすすめまとめ」の記事でも紹介したように、

  • 皮膚や髪のトラブルを改善する
  • 味覚を正常に保つ
  • 新陳代謝を促進する
  • 女性ホルモンを分泌する

といったものがあるとされています。

亜鉛の摂取目安量は8~10mg

次に亜鉛の摂取目安量ですが、厚生労働省によると、一般的な大人を例に出すと、

✔︎ 男性:10mg

✔︎ 女性:8mg

程度が目安になるとされています。

生牡蠣などに多く含まれていますが、なかなか多くの量を食べる機会はありませんよね。

また体内に亜鉛を貯蓄することができないため、多くの人が不足している現状があります。

亜鉛サプリを服用するデメリット

このように不足しがちな亜鉛のサプリ。

食生活で満足に摂取することが難しいと感じ、サプリを頼る人が増えています。

しかし、亜鉛のサプリを摂取することは必ずしもメリットだけではありません。

亜鉛サプリによるデメリット1.頼りきりになる

一つ目のデメリットはサプリに頼りきりになってしまうこと。

「サプリを飲んでいるから大丈夫」そう思っていませんか?

サプリである程度の亜鉛を摂取していても、亜鉛は以下のように、ストレスや飲酒により欠乏すると言われています。

亜鉛は栄養摂取の低下,ストレス,アルコールの摂取等により欠乏することが知られている

(出典:亜鉛欠乏に伴う糖代謝と脂肪酸合成による 内臓脂肪蓄積の細胞内分子機構の解明

つまり、サプリを飲んでいて、これで大丈夫とたかをくくっていることが、亜鉛欠乏を生み出している可能性があるということです。

サプリを飲んでいても、食生活などに気を使い、なるべくバランスを考慮した食生活を送るようにしましょう。

亜鉛サプリによるデメリット2.過剰摂取

亜鉛サプリのデメリットの二つ目は過剰摂取。

過剰摂取の事例としては以下のものがあります。

 ✔︎ 1日で150~450mgの亜鉛摂取

 ✔︎ 1日60mgの亜鉛摂取を60日以上継続

これだけの量を摂取すると過剰摂取になる可能性があります。

亜鉛の過剰摂取になると、発生する可能性のある症状は多く、

  • 嘔吐
  • 下痢
  • 腹部痙攣
  • 頭痛

などが挙げられます。

亜鉛の過剰摂取は他の成分にも影響を及ぼす

さらに亜鉛の過剰摂取が厄介なのは、他の成分にも影響を与えるという点です。

具体的には、腸の中で亜鉛が銅や鉄の吸収を妨げるといったことが発生します。

これにより、亜鉛の過剰摂取により、銅不足や鉄不足といった症状を招く可能性まであります。

特に「鉄分サプリはヘム鉄のものがおすすめ?気になる効果や口コミまとめ 」でも紹介したように、鉄分は人口の65%が不足していると言われており、亜鉛の過剰摂取により、さらに不足してしまうと体の栄養バランスが大きく崩れます。

不足も過剰摂取もだめな亜鉛とどう向き合う?

今回の記事で、亜鉛が不足しても、過剰摂取をしてもいけないということを紹介してきました。

そうなるとどのように向き合うのが良いのかという話になりますよね。

結論から言うと、亜鉛をサプリで摂取しながら、食生活や生活習慣にも気を使うことが大切です。

過剰摂取についても触れましたが、実際意図的に取らない限り、まず過剰摂取になることはありません。

亜鉛不足の方が大きな問題です。

亜鉛サプリの選び方にも言及しているこちらの記事を参考に、亜鉛サプリを飲み始め、その上で、しっかりと食生活や生活習慣にも引き続き気を配るようにしましょう!

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