時代はパーソナライズ!?海外のパーソナライズサービス事例まとめ①【美容編】
パーソナライズ化粧品サンプル「BIRCHBOX」
○概要
2010年創業のニューヨーク発のスタートアップ。 化粧品サンプルのパーソナライズサブスクリプション。 国内ではアイスタイルがBLOOMBOXという類似サービスを運営。
○モデル
月額$10で、申し込み時に髪や肌タイプ、美容に関する悩みなどを入力すると、その情報に基づいて毎月の5つの化粧品サンプルが送られる。 フルサイズの購買につなげ、マージンバックを得るモデル。 取得した口コミや販売データをもとに製品開発し、実店舗も展開。
○インセンティブ設計
・ユーザーは口コミをすることで商品を購入した際の割引インセンティブを取得できる。
・利用3ヶ月では$10割引のクーポンがboxの中に入って届く
○ユーザー体験・心理
・通常のサンプルと違い、お金を払っているので使わないと勿体無く感じ、実際に利用する。
・口コミを書こうとして商品ページにいくと評価が高い等購買意欲をそそる
パーソナライズメイク道具「ipsy」
○概要
YouTuberのMichelle Phanが始めた化粧品のパーソナライズサブスクリプションサービス。 BIRCHBOXと違い、メイク道具特化。
○モデル
BIRCHBOXと同様、月額$10で自分にあったメイク道具が届くパーソナライズサブスクリプション。 毎月30種類を用意し、ユーザーの希望や肌質によって4~5個のコスメをセレクトする。 メイク道具は毎月違うポーチで届く。 BIRCHBOXと違う点はサンプルサイズではないものも届くこと。 肌の色と瞳の色、髪の毛の色や、好きなスタイルなどが聞かれ、好きなブランド、興味のある化 粧品の種類等聞かれる。
○インセンティブ設計
・口コミをすることでポイントが貯まり、商品と引き換えられる。
○ユーザー体験・心理
・一人一人届く内容が違い、ポーチも毎月変わるのでインスタでシェアしたくなる。
・届いたコスメの使い方もユーチューブでサポートされており、使い慣れないものでも受け入れや すい。
・(BIRCHBOXと比べて)より細かいアンケートによるパーソナライズ感が感じられる